コラム

失った歯の治療

(2011年06月10日)

入れ歯やインプラントに使う人工の歯には色々な素材が使われています。レジン(プラスチック)は最も多く使われている素材です。柔らかいので調整はしやすいのですがすり減りやすい欠点があります。柔らかいので水分の吸収で変色したり臭いがつきやすいです。毎食後の洗浄は欠かせません。硬質レジンはレジンとセラミックの優れた点をあわせもった素材です。レジンより硬くセラミックより調整がしやすいので多く使われています。セラミックは硬くすり減りにくいのですが調整が難しいとされています。調整しないまま長年使っていくとひびが入ったり割れたりするケースもあります。歯ぎしりする人には注意をもって取扱しなければいけません。